黄斑円孔手術後の網膜剥離について、論文調査を行いました。
http://www.qqiac.com/2004/02/post_9d88.html
黄斑円孔に対する硝子体手術法の導入時期:1991年
網膜剥離の発生 頻度:(1990年代)術後10~25%に合併、発生時期:術後平均 6.7週
Tabandehら(1999年)の報告
円孔手術例 438眼中8眼(1.8%)に発生
平均患者年齢 64.9才
黄斑円孔の病期:Ⅲ 100%
網膜剥離発生時期:
7眼では、術後(平均) 6.3週,(中央値)6週(2~12週)
1眼は術後2年
裂孔数:観察不能~3個
網膜剥離の部位:下方 88%
Heierら (1999年):の報告
16例20眼(4例は両眼性)
平均患者年齢 66.6才
黄斑円孔の病期:Ⅲ 85%
網膜剥離発生時期:
術後(平均) 5.5週(1日~17週)
円孔の状態:閉鎖 60%
網膜剥離発生時の自覚症状:なし 50%
裂孔数:平均1.8個(観察不能~6個)
裂孔の位置:下方 76%
網膜剥離の部位:下方14眼,全体5眼
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