選択的交感神経α1受容体遮断薬ブナゾシンは海外での臨床治験中0.3%点眼液において、瞳孔が小さくなる(縮瞳)、まぶたが下がる(眼瞼下垂)、白目が赤くなる(目の充血)などの副作用が発現しています。
Br J Ophthalmol. 1991 Jul;75(7):411-3.
Ocular responses in healthy subjects to topical bunazosin 0.3%--an alpha 1-adrenoceptor antagonist.
Trew DR, Wright LA, Smith SE.
Division of Pharmacological Sciences and Toxicology, United Medical School, London.
国内で緑内障薬として市販されているものは 低濃度0.01%液だけで、眼圧下降効果の面というより従来の緑内障薬に比して角膜障害が少ないなどの理由で保健適応となった薬剤です。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0104/txt/s0427-2.txt
本剤(0.01%)は国内での臨床治験中にも、副作用「結膜充血」は投与症例の2%程度に見られています(商品名 デタントール0.01%点眼液)。
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