羞明( しゅうめい、"まぶしい"こと)の原因として、眼球、視神経に異常がないとき、髄膜炎 Meningitis, 片頭痛 Migraine (羞明、音響恐怖症、嘔気 "はきけ"を伴うことが多い) によることがあります。他に、いくつかの薬剤の副作用、「二日酔い Hangover」のとき自覚するといわれています。
羞明と皮質性視覚障害
Dev Med Child Neurol. 1993 Jun;35(6):473-7.
Photophobia and cortical visual impairment.
Jan JE, Groenveld M, Anderson DP.
Department of Paediatrics, University of British Columbia.
[要約の邦訳]
羞明(光に耐えられないこと)は、完全に理解されていない症状の1つです。眼性と中枢性の2つのタイプに分類されています。本研究にて、持続性で通常軽度の羞明は、大脳皮質性視覚障害 (cortical visual impairment CVI)を有する小児の1/3に起こります。CVIが先天性であれば、羞明は生下時から存在し、後天性であれば脳損傷直後に発症します。羞明の強さは、時とともに軽減し、時に消失することさえあります。羞明を伴う他のすべての神経系疾患と同じように、その病態生理は不明です。
訳者の参照ページ:
· Fact Sheet Cortical Visual Impairment
http://www.blindbabies.org/factsheet_cvi.htm
· Photophobia (Light Sensitivity) - AllAboutVision.com
http://www.allaboutvision.com/conditions/lightsensitive.htm
· 二日酔い Hangoverについて
http://www.wrongdiagnosis.com/sym/photophobia.htm
最近のコメント