米国食品医薬品局FDAの評価と解説(日本語訳)をお知らせいたします。
■ レボフロキサシン(商品名 クラビットなど)
リスク分類「C」
【胎児へのリスク】
動物実験では、催奇形性はないが、大量投与(全身投与法)では胎児の体重減少が起こり、胎児消失の頻度が増加する。ヒトでは本剤のデータはないが、フルオロキノロン系の他薬剤では、奇形(特に、軟骨形成の奇形)発症の可能性があるため、本剤は妊娠中禁忌である。
【授 乳】
乳汁中に分泌されるが、データなし。乳児に対する関節障害のリスクのため、授乳中の使用は推奨しない。
過剰な日光浴で光線過敏症がおこる。動物実験では、紫外線曝露に伴う発ガン性がある(皮膚の分化型扁平上皮癌)。
カテゴリ「A-X」については、
http://doc.s73.xrea.com/category/drugs/2004/08/coeee.html
のリンク先でご確認下さい。
FDA: A, B, C, D, X
TGA: A, B1, B2, B3, C, D, X
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