半年毎の眼局所注射だけで、中心窩下脈絡膜新生血管の抑制効果等が実証されました。
詳細ページ⇒ http://infohitomi.biz/archives/000019.html
臨床試験の要約
参加症例数:128症例(治療眼128眼)
初回注射量(注射部位:眼球壁の外側【強膜上】後方) 15mg/0.5ml
点眼麻酔だけで注射を行います。
6ヶ月後に同量再注射。
一年後(合計2回注射)には、対照群(偽薬注射群)と比べて、下記のとおり明らかな差があった。
治療群で優れていた項目:視力維持、重度の視力低下予防、中心窩下脈絡膜新生血管の抑制。また、副作用として、治療群では、一時的で軽度の視覚障害や異物感が多い以外、薬剤に関連した重篤な副作用はなかった(特に、眼圧上昇、白内障の誘発なし)。
1回注射量は、3mg, 15mg, 30mg で検討がなされ、15mgが優れていました。
Ophthalmology. 2003 Dec;110(12):2372-83;
Anecortave acetate as monotherapy for treatment of subfoveal neovascularization in age-related macular degeneration: twelve-month clinical outcomes.
D'Amico DJ, Goldberg MF, Hudson H, Jerdan JA, Krueger DS, Luna SP, Robertson SM, Russell S, Singerman L, Slakter JS, Yannuzzi L, Zilliox P; Anecortave Acetate Clinical Study Group.
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