眼窩腫瘍の手術合併症
Ophthal Plast Reconstr Surg. 1992;8(2):88-93.
Complications of surgery for orbital tumors.
Purgason PA, Hornblass A.
Department of Ophthalmology, Manhattan Eye, Ear & Throat Hospital, New York.
[要約の邦訳]
眼窩腫瘍は、眼科手術のほんの一部であるが重要な対象であり、手術合併症についての報告は少ない。この後向きレビュー調査は、多くの眼窩腫瘍症例の全般的な合併症頻度を評価するとともに、将来、外科医の指針となりうるリスクファクターを決定するために行った。単一医療機関において、7年間に合計14名の外科医が137の眼窩腫瘍を治療した。全般的な合併症頻度は 12.4% (17/137)であり、(開頭術でない) 眼窩側からのアプローチ 前方 anterior orbitotomy 97症例中 わずか 3例 (3%)、側方 lateral orbitotomy 40例中 14例 (35%)であった。腫瘍の部位が最も重要な因子で、大部分の合併症は筋円錐内の腫瘍に関連していた。
エントリー「眼窩腫瘍と手術合併症」
http://www.qqiac.com/2005/08/post_a339.html
エントリー「眼窩腫瘍レビュー 米国1264例, 日本244例」
http://www.qqiac.com/2004/11/_1264_244_5fcb.html
エントリー「眼窩の海綿状血管腫」とエントリー内リンク先
http://www.qqiac.com/2005/05/post_67c6.html
http://www.qqiac.com/2004/02/post_8d46.html
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