鳥インフルエンザウイルスAが鳥からヒトに感染したとき、
H7N7型ではヒト結膜炎を呈することが多く、アジアのH5N1型では重度の呼吸器症状を
来たすようです。
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20世紀のヒトの大流行(A型)
1918 (H1N1), 1957 (H2N2), 1968 (H3N2) and 1977 (H1N1)
最近のヒトの流行
A型( H1N1、H3N2)、B型
鳥インフルエンザウイルスの鳥からヒトへの感染例と症状
A型でおこる。
1996年 H7N7型⇒ 結膜炎(1症例、女性)
1997,2003年 H5N1型⇒ 重度呼吸器症状、香港少なくとも7名死亡
1998,1999年 H9N2型⇒ 香港、中国
2003年 H7N7型⇒ オランダ
453症例中、結膜炎のみ349例と最も多く、結膜炎およびインフルエンザ様症状、インフルエンザ様症状などを来たした。呼吸器症状は軽度であったが、肺炎による死亡例1例は急性呼吸障害(ARDS)を合併していた。
2004年 H5N1型⇒ ベトナム 10例 全例に発熱および呼吸器症状。
結膜炎なし。8例死亡 など
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